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関西支局ブログ

 450億円を投資し7月15日にオープンした、ユニバーサルスタジオジャパン(USJ)の「ハリーポッター」。10年間で5兆6,000億円の経済効果があるとの試算も出ている大規模アトラクションである。「ハリーポッター」が大阪を活気づけるのは間違いないところだ。

             
            (天保山から見たUSJ)

 USJと東京ディズニーランド(TDL)を比較すると、1日入場券(大人、税込み)はUSJが6,980円、TDLが6,400円で同じような金額。年間チケットになるとUSJは19,800円、TDLは53,000円(ディズニーシーを入れると82,000円)と大きく異なる。

 年間チケット代の開きも大きいが、USJが待ち時間を短縮できるチケット「エクスプレス・パス」を発売していることも大きな違いだ。東京から来ると「アレッ」と奇異に感じるが、大阪人からすると、当然のことである。TDLがそうしたチケットを販売すると、「差別だ」的な批判を受けそうだ。

 エクスプレス・パスと若干異なるが、平日と休日で料金に差があるのは、関西も関東もおなじだろう。ゴルフのプレー料金、旅館やホテルの宿泊費、引っ越し代など、平日と休日で異なる。大阪でその種類が東京より多い。たとえば、クリーニング代が平日と休日で異なる地域が大阪に多いが、東京、関東では見られない。

 大阪に住み慣れると、合理的で納得できる料金、価格でなければ支払う気になれないという。理屈が伴わない無駄な出費に対しては厳しい。その一方、エクスプレス・パスのような便利なものがあれば、喜んで購入する。こうした考えが浸透しているからか、大阪は「住みやすい」といわれる街になっている。 (横川)
 

 「大阪のおばちゃん」を筆頭に関西人は日本の中で比較的表現力があり、言葉にもインパクトを持つといわれる。実際、インパクトがなければ気持ちが惹(ひ)かれないし、記憶にも残らない。そのインパクトを出すために、ダジャレが使われることも珍しくない。

 「草食系より大阪府警」。これは、警察官募集のれっきとしたポスターのタイトルである。昨年関東から転勤してこのポスターを初めて見たとき、意味するところがすぐには理解できなかった。「何だろう……」と考え、そしてダジャレであることに気づいた。

 ダジャレが公式なものにも使われている。それに気づいたとき、衝撃を受けた。「そのバッグ 狙ってますよ 後ろ(バック)から」(街角にある看板)、「チカンアカン」(普段よくいく市立図書館内にいくつも貼ってあり、大阪では有名なフレーズ)などである。


 ダジャレではないが、映画とタイアップし、人の目を惹きつける工夫も珍しくない。

 大阪市が職員募集で「君もチャンスをつかめ」というフレーズを、映画の「ワンチャンス」とタイアップして流している。また、財政破たんしたデトロイトで活躍するロボコップが、大阪府警の痴漢撲滅に協力し、「大阪 安全宣言」をうたっている。
 
 こうしたダジャレやタイアップがある中で、どうして出ないのかと不思議に思っていたのが、安倍内閣の経済政策「アベノミクス」をもじったもの。パンチの利いたフレーズを期待していたが、お目にかかれなかった。その代わりに「あべのミックス定食」を食する機会を得た。

                     

 「あべのミックス定食」は、高さ300メートルの日本一高いビル「あべのハルカス」が3月7日にグランドオープンした3月のみの限定版。アベノミクスにちなんだという説明はないが、アベノミクスをもじったダジャレであるのは間違いない。


 
 「あべのミックス定食」「草食系より大阪府警」「チカンアカン」などは関東で暮らしているとお目にかかれない。関西には言葉の面白さがあり、しかも関東に比べ圧倒的に長い歴史を持つ、京都、奈良という旧都があり、楽しめるところである。 (横川)



 

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