2015.12.28
国内造船、新設備が続々と稼働へ/来年新ドックなど、“工場力”強化へ正念場
来年から新ドックが相次ぎ稼働(写真は三和ドックの新ドックの建設時写真)
ここ数年、大規模な設備投資計画に踏み出した日本の造船所だが、これら新規の大型設備が続々と完工し、来年から本格的に稼働する。
2015.12.28
来年から新ドックが相次ぎ稼働(写真は三和ドックの新ドックの建設時写真)
ここ数年、大規模な設備投資計画に踏み出した日本の造船所だが、これら新規の大型設備が続々と完工し、来年から本格的に稼働する。
2015.12.25
中古船価下落に歯止め掛からず(写真=ブルームバーグ)
バルカーの中古船価格が2014年末比で3~5割下落し、02年以来13年ぶりの安値水準に沈んでいる。ドライバルク市況の記録的な低迷を背景に秋以降急落し、依然として下落に歯止めが掛からない。
2015.12.24
NOx3次規制対応の商談開始のめども立たず
「ドライバルク市況の低迷や新規制前の駆け込みの反動で、受注量はここ数年で最低を覚悟しなければならない。日本の造船所は先物まで船台を埋めており、様子見が続く」―。来年の新造船マーケットについて、国内の関係者の多くがこのような認識を持っていることが本紙アンケートで分かった。
2015.12.22
償却資産として中古船に食指(写真=ブルームバーグ)
国内船主(船舶オーナー)の一部が償却資産などの確保を目的に非伝統的な資産を購入している。
2015.12.21
準備に当たって悩ましい事情が…(ブルームバーグ)
IMO(国際海事機関)のバラスト水管理条約の発効要件の充足が近づく中、邦船大手3社はバラスト水処理装置の実搭載や、搭載本格化に向けた準備を進めている。
2015.12.18
緩和マネーの行方に注目(写真=ブルームバーグ)
米連邦準備理事会(FRB)が9年半ぶりの利上げに踏み切った。海運市場にも流れ込んでいた金融緩和マネーにとって転換点になる。
2015.12.17
船社の安定収益拡大が足踏み
ケープサイズなどの大型バルカーの新規の長期輸送商談が今年一段と冷え込み、新規案件は実質的にゼロに終わる見通しだ。
2015.12.16
中期契約への対応も迫られる(写真=ブルームバーグ)
邦船社のLNG船事業は当面、安定収益の積み増しが課題になりそうだ。日本向けのシェールガス輸送の船腹調達が概ね決着したいま、世界で長期契約案件が限られるためだ。
2015.12.15
コンテナ船、ドライ、タンカー部門などを統合する中国2大海運会社の再編案が発表された
【上海支局】中国の国有資産監督管理委員会は11日夜、中国遠洋運輸集団(コスコ・グループ)と中国海運集団(チャイナ・シッピング・グループ)の両総公司を合併すると発表した。
2015.12.14
邦船社のハンディサイズの発注は久しぶり
NSユナイテッド海運はこのほど3万7000重量トン型ハンディサイズ・バルカー2隻を国内造船所に発注した。2018~19年に竣工予定で、船主起用の長期用船として整備する。
2015.12.11
信用不安でマーケットが委縮
バルカー用船市場でオペレーター間の定期用船が減少している。オペレーターの業績が軒並み悪化する中、お互いが契約相手の不払いや経営破綻のリスクを恐れ定期用船が成立しにくくなっているという。
2015.12.10
国営グループの大合併もささやかれる中国
実質的に初めての再編期を迎えた中国造船業。中国船舶工業行業協会(CANSI)のトップ、郭大成会長は同国で「2000万重量トンが能力過剰だ」と明かす。
2015.12.09
タンカーやコンテナ船の発注にも一巡感
今年の新造船市場はタンカーやコンテナ船の発注が大半を占めた。
2015.12.08
前列左から船田氏、菅原氏、渡辺(真教)氏、渡辺(卓己)氏、後列左から坂井氏、馬場氏、河菜氏、松村氏
広島県呉市の船主親睦団体「喜望峰の会」が今年、設立25周年の節目の年を迎えた。
2015.12.07
LNG船市況は今年が底か(写真=ブルームバーグ)
液化天然ガス(LNG)を輸送するLNG船のスポット運賃市況は今年、低迷が続いている。足元で新鋭船の用船料が日建て3万ドル程度と、損益分岐点の半分以下だ。新造船の流入圧力が強いことや、新規LNG生産・輸出プロジェクトの立ち上がりの遅れや既存プロジェクト再稼働の遅れなどが背景。
2015.12.04
「総合力とブランド力を実感」と語る
商船三井の池田潤一郎社長は本紙のインタビューで、コンテナ船部門について「今後の改善は十分可能だ」と強調。消席率向上に向けた営業力の強化に取り組む考えを示した。今後注目する分野を「中国の資源爆食終了の影響を直接受けず、かつ当社が強みを持つ分野」と指摘。
2015.12.03
尾道デザインのプロダクト船を舞鶴で建造する
ジャパンマリンユナイテッドと尾道造船が、MR型プロダクト船の建造で協力する。尾道造船の5万重量トン型プロダクト船の設計図面をベースにして、JMUが新造船4隻を受注し、建造する。
2015.12.02
スポンサーが再建の形を左右する(第一中央汽船本社)
民事再生手続き中の第一中央汽船は、来年2月3日の再生計画案提出期限に向けてスポンサーの選定作業を進めているが、グループ一体での経営再建に加え、事業を分割しそれぞれで支援を受ける案を検討しているようだ。
2015.12.01
クレーン能力などさらに向上
国内外の多目的船・重量物船社が新造船の発注を検討している。各船社は高齢船の代替と性能向上を目的とした船隊整備を継続。